- 介護業界はブラックなの?
- ブラックすぎる施設の特徴は?
- ブラック施設の見分け方が知りたい!
本記事を読めばこのような問題を解決できます。
人材育成や健全な会社経営をきちんと行っている介護施設・事業所がほとんです。
しかし、長時間労働やサービス残業、またパワハラやモラハラが常習化しているブラックすぎる施設や事業所が存在するのも事実です。
多くの場合、ブラックな部分が日常化しており勤務している介護職員は気づいていません。
私はショートステイ、老健、ユニット型特養、回復期リハビリテーション病棟など5回の転職を経験しました。転職を繰り繰り返してきたおかけで、様々な施設や事業所のブラックな側面を見てきました。
1つの施設や事業所に勤めていたら、そこでのルールしか知りません。
そこで本記事では、転職5回の経験をもとに介護業界のブラックランキングを作成しました。
「ウンウン!これあるよね」という事から「こんなことあるんだ!」という事まで紹介します。
また、自分が働いている施設がブラックなのかをチェックする項目も設けています。
是非、自分の施設はどうなのか確認してみてください。
最後にブラック施設から抜け出す方法も解説しているので、是非最後まで読んでくださいね。
介護業界のブラックランキング!ブラックすぎな施設の特徴10選
介護業界のブラックランキングTOP⑩は下記のとおりです。
- 人材育成を行わない
- 管理職が生え抜きの介護職員
- 奉仕の精神
- 退職時に引き止める
- 利用者の暴言暴力を黙認
- 年功序列
- 人間関係が悪い
- 家族の要望を全て引き受ける
- 設備費用をかけない
- 朝のミーティングは時間前
それでは1つずつ解説します!
ブラックすぎる施設①:人材育成を行わない
ブラックすぎる施設の特徴1つ目は、「人材育成を行わない」です。
よく、「無資格・未経験大歓迎」の広告をたてて求人募集を行っている施設があります。
しかし、実際は「新人研修」や「OJT(初期訓練)」などの教育投資に力を入れていない施設がほとんど。
「無資格・未経験大歓迎」と謳っているのに、必要な教育は提供しない。
これでは、質の高い介護や心のこもったサービスは提供できません。
ブラックすぎる施設②:管理職が生え抜きの介護職員
ブラックすぎな施設の特徴2つは、「管理職が生え抜きの介護職員」です。
なぜなら、生え抜き管理職は下のような特徴を持つ方が多いからです。
- 転職経験がない
- 他の施設を知らない
- 自分がルール
- 考えが古い
- 意見を聞かない
このように、施設生え抜き介護職員が管理職や役職につくと、新しい考えや柔軟な対応が取れないケースが多いです。
また、マネジメント等の勉強や教育も受けていないため問題が起きても立場を利用してもみ消してきます。
管理職のマネジメント能力は職場・労働環境に直結するので、生え抜き介護職だけでなく外部から介護職以外の人材を採用することも大切です。
私が以前勤めていた老健でも、「ここではね!」が口癖の管理職がいました。管理職は部下や外部からの意見も柔軟に取り入れていく姿勢を持っていないとキツイわ!
ブラックすぎる施設③:奉仕の精神
ブラックすぎる施設の特徴3つ目は、「奉仕の精神」です。
「ほ・う・し・の・せ・い・し・ん・?」
と感じる方もいるかと思います。
ブラック率高めの施設では「介護をさせてもらっている」みたいな表現をよく使います。
私たち介護職員は、雇用契約に基づき働いているのであって決して「介護をさせてもらっている」のではありません。
白衣の天使と言われたナイチンゲールも下記のように言っています。
「犠牲なき献身こそ真の奉仕」
「構成員の奉仕の精神にも頼るが、経済的援助なしにはそれも無力である」
この言葉を介護士に当てはめるとこのようになります。
自己犠牲の上に介護は成り立たない。
そして、介護職員に対して経済的に援助・支援がないと奉仕の精神だけでは長続きしない。
ブラックすぎる施設④:退職時に引き止める
ブラックすぎる施設の特徴4つ目は、「退職時に引き止める」です。
下の図を見てください。
介護事業を運営するにあたり最大の問題点は、「人材の確保」です。多くの施設や事業所が人材確保に苦労しています。
なので、ブラック施設の管理職は「利用者を見捨てるのか!」「今辞めらたら他のスタッフに迷惑がかかる」など感情的で一方的な理由で退職を引き止めてきます。
このように、退職の際に必要以上に引き止めを行ってくる施設はブラックである可能性が高いです。
退職を考えているけど、なかなか出来ないという方は下記の記事で詳しく解説しています。
>>介護職の退職理由に嘘はバレる?本音を言わずに引き止めに合わない方法
ブラックすぎる施設⑤:利用者の暴言暴力を黙認
ブラックすぎる施設の特徴5つ目は、「利用者の暴言暴力を黙認」です。
厚生労働省の介護現場におけるハラスメント対策マニュアル によれば、ハラスメント(身体的暴力・精神的暴力・セクシュアルハラスメントなど)を受けたこのある職員の割合は下のとおりです。
半数以上の介護職員が利用者から何らかのハラスメント(身体的暴力・精神的暴力・セクシュアルハラスメントなど))を受けています。
介護の仕事上、認知症や不安、また精神的不調を抱える利用者を相手にすることから、ハラスメントをゼロにすることは難しいことは理解できます。
ただ、問題なのはハラスメントが起きているのに何も対応しない管理職や施設が存在すること。
私の経験になりますが、特養に勤めている時に男性の利用者さんから「介護士の子供って可哀想だな」と家族を馬鹿にするハラスメントを受けたことがあります。
百歩譲って私自身のことならまだしも、子供のことは許せません。(私のことでもイラつきますが!)
何度「辞めてください」と言ってもしつこく言ってくるので管理職に相談しました。
しかし、「まぁよくあることだから!」と取り合ってもらえませんでした。
管理職に相談してもダメ、職場全体で話し合いを持つこともない。
私の友人で利用者から杖で殴れて腕を骨折した人がいます。
労災にはなったみたいですが、その後もその利用者の対応はしているみたいです…管理者どうなってんだ!
ブラックすぎる施設⑥:年功序列
ブラックすぎる施設の特徴7つ目は、「年功序列」です。
年齢が上の人に敬意を払うのは当たり前ですが、「経験年数=実地経験」ではないと考えます。
業務時間以外も自己研鑽し様々な資格を取得して成果を上げているのに評価されないのは、おかしな話。
ただ、経験だけを重ね自己研鑽しない人を評価するシステムでは、若くて成果を出している優秀な人材が介護業界から逃げ出してしまいます。
皆、何かしら努力はしています。
なので努力を評価しろとは言いませんが、成果を出した人には適切な評価がされる仕組みが整えばいいなぁと思います。
ブラックすぎる施設⑦:人間関係が悪い
ブラックすぎる施設の特報7つ目は、「人間関係が悪い」です。
人間関係は長く今の職場に勤めていく上でとても大切な要素です。
- 新入職員に強く当たる
- 常に他人の陰口を言いながら働く
- 古参たちが好き放題
上のようなケースはよく見かけますよね?
施設や事業所といった閉鎖的空間で介護専門職だけが働くと、このような問題が起こりやすい傾向にあります。
厄介なのは、問題があるのは古参たちであるケースが多く管理職も黙認している点です。
精神的に追い込まれ管理職に相談しても何も対応してくれくれない場合は、無理にその施設で働き続ける必要はありません。
私の経験からすると20~30代の若い介護士が少ない施設や事業所は人間関係が悪くブラック率高めの印象です。
なぜなら、一部の年配介護士がだけが残ると言うことは自分達が居心地良く過ごせる環境が出来上がっており、新入りの若い介護士に排他的であることが多いからです。
ブラックすぎる施設⑧:家族の要望を全て引き受ける
ブラックすぎる施設の特徴8つ目は、「家族の要望を全て引き受ける」です。
よく管理者の方で「利用者様、家族最優先!」みたいな理念を掲げている方がいます。
利用者・家族を最優に考え施設運営を行うことは、とても大切なので異論はありません。
しかし、行き過ぎると介護職員に大きな負担がかかります。
私が以前勤めていた小規模デイサービスでは、家族から「日中なるべく外を散歩して欲しい」と管理職に依頼があり、管理職の方は「確かにお家じゃ中々出れませんもんね!わかりました」といって承諾したケースがありました。
デイサービスで個別に散歩するとか聞いたことありません。
介護士の人数を増やして対応するなら納得できますが、もちろん増員なんてありませんでした。
他の利用者さんから「なんであの人だけ外散歩しているの?」とクレームがあがったことは言うまでもありません。
このように、家族の無茶な要望に対して話し合いの場を持たず勝手に受け入れ、介護職員の仕事を増やす施設や事業所が一部あります。
出来ることと出来ないことの境界線を明確にし、利用者さんや家族の方にルールや規則を説明できない施設はブラック率高めです。
利用者さんと介護職員のバランスを考えた対応が大切ですよね。
なんでもかんでも「YES」では長続きしません。
ブラックすぎる施設⑨:設備費用をかけない
ブラックすぎる施設の特徴9つ目は、「設備費用をかけない」です。
業務の効率化やスタッフの負担を軽減する意味で設備投資は本当に大切です。
例えば、
- センサーマットの数を増やし転倒リスクを軽減
- タッチバーの数を増やして介助量軽減
- 入浴機を導入し安全性・効率性Up
スタッフが現場の意見をまとめ上申しても、設備投資を渋る施設や事業所がたくさんあります。
考えてみてください。
このように設備投資を渋る施設や事業所は下記のような特徴がありませんか?
- 介護士の負担が増え続ける
- 腰痛持ちの介護士が多い
- 業務効率が悪く残業が多い
- 残業代は出ない
- 離職率が高い
設備投資に消極的な施設はブラックな傾向にあるので要注意。
ブラックすぎる施設⑩:朝のミーティングは時間前
ブラックすぎる施設の特徴ラストは、「朝のミーティングは時間前」です。
小さな子供も持つワンオペママにとっては朝の5分は貴重です。(私事です…)
- 始業前のミーティング
- 始業前の掃除
- 始業前の申し送り
私が以前勤めていた老健では、始業時間が8時30分なのになぜか8時10分から全体ミーティングがありました。
当然、時間前手当はついていません。
このように時間前労働を強いっているのに自覚がない。
また時間前手当を支払わない施設はブラックです。
あっ。もちろん管理者の言い分は「うちではこうしているの」です(笑)
ブラックすぎる施設のチェックリスト
ここではブラックすぎる施設の特徴をもとにブラックチェックリストを作成しました。
今あなたが働いている施設や事業所では下記のチェックポイントにいくつ該当するか試してみてください。
それではチェックポイントを1つずつ解説します!
チェックポイント①:パワハラやモラハラ
ブラックすぎる施設のチェックポイント1つ目は、「パワハラやモラハラ」です。
パワハラはみんなの前で大きな声で叱咤するなど目に見えやすい行為ですが、モラハラは目で見にくので厄介です。
前述した私が利用者から受けたものは、モラハラに該当するかと思われます。
いずれにせよ、パワハラやモラハラが黙認されている施設はブラックです。
日常的にパワハラやモラハラを受けていると知らないうちにストレスが溜まり身体症状として現れることがあります。
下記のような症状が出てきたら自分では気づいていないがストレスが溜まっている状態です。
- 不眠
- 食欲が出ない
- 胃が痛い
- だらしい
- 頭痛
ストレスが身体症状として出現している場合は赤信号です。
なので、耐え難いパワハラやモラハラを受けた場合は、自分の身を守るという観点から身を引くことをオススメします。
相手に変化を求めても無理です。
チェックポイント②:サービス残業常習化
ブラックすぎる施設のチェックポイント2つ目は、「サービス残業の常習化」です。
サービス残業が常習化した施設や事業所は間違いなくブラックです。
なぜかこのような施設に限って、「みんなで忙しいのを乗り越えようね!」みたいな風潮があります。
「皆がしているから仕方ない…」
この考えになっているなら危険。
はっきり言ってマインドロックがかかっている状態です。
サービス残業はれっきとした労働基準法違反。
介護記録も立派な業務ですよ!
サービス残業は過去数年分なら請求できるケースがあります。
しっかり証拠を残しておきましょう。
チェックポイント③:長時間労働
ブラックすぎる施設のチェックポイント3つ目は、「長時間労働」です。
私が以前勤めていた職場では、40人超の入浴介助を4名で行ったり、22名の食事介助を2名で行ったりと介護記録を書き始めた時点で時間外に突入していました。
このように人員不足などに対して適切な対応をせず、出社した瞬間に残業確定の職場はブラックすぎます。
一番きついのは夜勤明けの残業ね…
チェックポイント④:有給取得ができない
ブラックすぎる施設のチェックポイント4つ目は、「有給取得ができない」です。
2019年4月に「年次有給休暇が10日以上発生した従業員に年5日の年次有給休暇を取得させる」ことが労働基準法第39条第7項で定められたことは記憶に新しいところです。
違反した企業には30万円の罰金があるため、違反する施設や事業所はほぼないと思います。
では、なぜ有給取得ができないことがチェックポイントなのか…
なぜなら介護業界は、
- 取得日の希望が通らない
- イベント参加に使われる
上記のようなことがよくあるからです。
従業員は有給取得の際に時季指定をすることができます。しかし、一部の施設や事業所では取得時季を希望してもとおりません。
また、施設のイベント日に有給を当てられ、休みだけど施設イベントに参加させらるケースがあります。
このような事態を避けるため、転職時の離職率確認は必須!
「離職率を調べる方法とかあるの?」
こう感じた方もいるかと思います。
離職率の調べ方は後述します。
チェックポイント⑤:医療行為を指示される
ブラックすぎる施設のチェックポイント5つ目は、「医療行為を指示される」です。
私たちは介護士は基本的に医療行為できないのに指示してくる看護師がいますよね…
ダメなもんはダメなのに…
「できません」っていたら、あからさまにイラついた態度とるし…
できんもんはできんのじゃー!
失礼いたしました。
以上のチェックリストに複数該当したあなたは要注意。
ブラック施設は、あなたがミスをしても守ってくれません。
それどころか個人に責任を押し付けるてくる可能性があります。
仮に賠償問題になった場合は、個人では支払うことが不可能な金額を請求されるので、チェックリストに複数該当するブラック施設に勤務している方はすぐに職場を変えた方がいいですよ。
①〜⑤の複数に該当するという方で、今の職場を辞めたいけど辞められないという方は記事の最後に最終手段を紹介しています。
入社前に確認!ブラックすぎる施設の見分け方
入社前に確認必須のブラック施設の見分け方は下記のとおりです。
- 雇用契約
- 常に募集している
- マニュアルがない
- 出勤簿が印鑑
- 実習生を受け入れていない
それでは、1つずつ解説します!
ブラックすぎる施設の見分け方①:雇用契約書
ブラックすぎる施設の見分け方1つ目は、「雇用契約書」です。
「雇用契約書?何それ?おいしいの?」と思った「あなた」は要注意。
雇用契約書とは入社試験を受け内定をもらった人だけが受け取ることができる、あなたと施設側とで結ぶ契約書です。
ネットやハローワークに掲載されている求人情報とは異なります。
労働契約はあなたと施設側の双方の合意に基づき始めて成立するものです。なので、雇用契約書は必ず書面で交付して確認しなければならないのです。
しかし、一部の施設では口頭での説明や雇用契約書の内容が求人情報とかけ離れていることがあります。
最低でも下記の事項は確認しましょう。
- 就業場所
- 業務内容
- 始業・終業の時刻
- 労働時間
- 所定労働時間を超える労働の有無
- 休憩時間
- 休憩時間
- 昇給の有無
- 退職金の有無
- 賞与の有無
このほかにも、夜勤など交代勤務がある方は、就業時転換の記載有無などの確認は大切です。
- こんなの自分で全部確認できない!
- ちゃんとした求人の中から選びたい!
- ブラック施設は避けたい…
上記のような方は、転職エージェントを利用することでブラック企業を避けることができます。
- 派遣・未経験・無資格の方:
きらケア - 無料で資格取得できる:
かいご畑 - 利用者満足度NO,1:マイナビ福祉・介護のシゴト
- 求人数NO,1:介護ワーカー
- 一都三県の求人に強い:介護エイド
ブラックすぎる施設の見分け方②:常に募集している
ブラックすぎる施設の見分け方2つ目は、「常に募集している」です。
常に求人票が出ているということは、離職率が高いか本当に人気がないかのどちらかです。
広告費は大体安くて数万、高くなると数十万します。これだけの広告費を払っても人員が集まらないのはブラック施設の可能性が高いです。
このような施設や事業所の求人票を見ると大体下記のようなことが書かれています。
- 無資格・未経験で25万〜
- 交通費全額支給
- アットホームな職場
前述したように、求人票と雇用契約書には乖離があることがよくあるので、上のように書かれている求人は要注意です。
ブラックすぎる施設の見分け方③:整理整頓・掃除ができていない
ブラックすぎる施設の見分け方3つ目は、「整理整頓・掃除ができていない」です。
施設見学に行った際に、整理整頓や掃除が行き届いていないところはブラック率が高いです。
衛生面に配慮している施設では、掃除は外注しているところが多いです。
しかし、ブラック施設では介護職員の業務に掃除が含まれています。
日常清掃や定期清掃など介護職以外の方でもできる仕事を介護職にやらせている施設はブラック傾向です。
また、施設ではポータブルトイレやオムツ、また尿器を利用します。施設見学に行った時に異臭がしらたら衛生管理が徹底していないことがわかります。
転職5回で20以上の施設見学に行った経験から整理整理整頓・掃除ができていないことろは高確率でブラックです!
ブラックすぎる施設の見分け方④:出勤簿が印鑑
ブラックすぎる施設の見分け方4つ目は、「出勤簿が印鑑」です。
出勤簿が印鑑では、細かい労働時間の管理は不可能。
証拠が残りにくく、非常に卑怯なやり口です。
私の友人の勤務先ではタイムカード式を導入してますが、17時になると管理職の方が「退勤カードを押してきてー」と指示があるそうです。
これ、完全にブラックすぎますよね!?
印鑑管理で介護記録も紙媒体の施設はさらにヤバイ。
辞める時に残業代の請求をしても証拠がないため受け取ることができない可能性があります。
ブラックすぎる施設の見分け方⑤:実習生を受け入れない
ブラックすぎる施設の見分け方5つ目は、「実習生を受け入れない」です。
実習生を受け入れるということは、教育マニュアルがしっかりしており開放的な施設である可能性が高いです。
逆に、実習生を受け入れない施設は閉鎖的でオープンにできないことをやっている可能性があります。
施設見学に行った際に是非とも聞いてほしい質問です!
実習生が来ていたらイキイキしているかも見るといいですよ!
ブラック施設で働かない方法
ブラック施設で働かない方法は下記の3つです。
- 必ず施設見学に行く
- 転生会議で事前確認
- 転職エージェントを利用
それでは1つずつ紹介します。
方法①:必ず施設見学に行く
ブラック施設で働かない方法の1つ目は、「必ず施設見学に行く」ことです。
ブラック施設に当たらないためには、必ず施設見学に行くことをオススメします。
前述した「ブラックすぎる施設の見分け方」でも紹介したとおり、実際に足を運んで自分の目で確認することはとても大切です。
近年、コロナウイルの関係でWeb面談や見学ができる施設が増えてきました。
とても便利になりましたが、やはり自分で足を運び、五感で施設を感じ評価することはブラック施設を引かないために必要不可欠です。
方法②:転職会議で事前確認
ブラック施設で働かない方法の2つ目は、「転職会議で事前確認」することです。
「口コミをチェックできる掲示板」
です。
実際に勤務し退職した人の口コミを観覧することができます。
全ての施設や病院、事業所を網羅しているわけではないですが、無料なのでとりあえず登録して眺めてみるのがオススメです。
やっぱり実際に勤めていた人の声は参考になります!
方法③:転職エージェントを利用
ブラック施設で働かない方法の3つ目は、「転職エージェントを利用」することです。
ブラック企業で働きたくなければ、ハローワークやネットで自分で調べるのはやめてください。
転職エージェントを利用すれば、ブラック施設を選ぶ可能性を大幅に減らすことができます。
- 職場選びのプロが厳選
- 内部情報がわかる
- そもそもブラック施設を扱うと信頼が落ちる
転職エージェントを利用すれば「離職率」がわかります。
オススメの転職エージェントは下記の通りです。
- 派遣・未経験・無資格の方:
きらケア - 無料で資格取得できる:
かいご畑 - 利用者満足度NO,1:マイナビ福祉・介護のシゴト
- 求人数NO,1:介護ワーカー
- 一都三県の求人に強い:介護エイド
ブラック施設をやめれない時の対処法
先ほど、「今の職場を辞めたいけど辞められないという方は記事の最後に最終手段を紹介しています。」と記載されていたのを覚えていますか?
ここでは、
- ブラックすぎる施設や事業に該当する!
- 辞めて他の職場に異動したい!
- でも辞めさせてくれない…
このように悩んでいるあなたへ最終手段を紹介します。
退職代行サービスは、2~3万円程度費用がかかります。
しかし、
- もう管理職の顔が見たくない
- 精神的に限界!
- 自分で退職を伝える気力がない
上記のような方は「うつ病」一歩手前です。
これ以上無理したらメンタルが持たないので利用をオススメします。
東京都労働委員会に認証:
弁護士監修:
5~6万円の費用は惜しまないので弁護士の力を借りたいと言う方は
介護業界のブラックランキング|働いてはいけないブラックすぎな施設の見分け方のまとめ
残念ですが、介護業界は慢性的な人材不足から介護士のマンパワーに依存している状態です。
なので、長時間労働やサービス残業が当たり前に行われています。
ブラックな職場に勤務していると、当たり前が当たり前ではなくまります。
これは本当に危険な状態。
もう一度下のチェックリストに該当項目が複数ないか確認してみてください。
複数該当する方は、間違いなくブラック施設です。
ブラック施設の危険なところは「残業代ができない」「有給取得ができない」と言ったものだけでなく、知らず知らずのうちに法律違反に抵触する行為をさせられ加害者側にまわる可能性があることです。
ブラック施設を避ける!
そしてブラック施設に該当している方は離れる!
これが大切です。
どこを利用してブラック企業を見極めますか?
- 派遣・未経験・無資格の方:
きらケア - 無料で資格取得できる:
かいご畑 - 利用者満足度NO,1:マイナビ福祉・介護のシゴト
- 求人数NO,1:介護ワーカー
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