- 退職理由に嘘をついたらバレる?
- 退職時に本音は言いたくない!
- 引き止めにあったらどうしたらいい?
本記事を読めばこのような問題を解決できます。
退職時に本音(本当の理由)は言いたくない、でも嘘をつくのは心が引けますよね。
誰もが嘘をつかず円満退職したいですが、介護業界は慢性的な人材不足のため退職時に引き止められることが多いです。
もちろん、退職理由を伝えても円満退職できる職場であれば本音を伝えることがベストです。
しかし、それでは「会社を辞める事ができない」、「他の職員に悪く思われてしまう」など退職に踏み切る事ができないケースがあります。
そこで、本記事では「退職理由に嘘をついても問題ない理由」や「実際に退職した先輩がついた嘘事例」をまとめました。
記事の最後にはどうしても退職できない方に最終手段も紹介しています。
5分程度で読めるので、退職を考えている方の参考になれば嬉しいです!
介護職が退職理由で嘘をついても問題ない理由
介護職が退職理由で嘘をついても問題ない理由は下の2つです。
- 法的に伝える義務がない
- 退職をよく思わない人がいる
それでは1つずつ解説します。
嘘をついても問題ない理由①:法定に伝える義務はない
退職時に嘘をついても問題ない理由の1つ目は、法的に伝える義務がないからです。
日本社会ではなんとなく退職理由を伝えて辞める風習がありますが、前述のとおり法的な拘束力はありません。
有給取得の時と同じです。(有給取得でも理由を聞いてくる管理職がいますが、ちょっとないなって思います)
会社により「2ヶ月前までには報告」などの規定があるので、規定の確認はしておきましょう。
どうしても辞める時に『本音(本当の理由)を言いたくない場合』や『嘘をつかないと辞めれない場合』があると思います。
その時に、仕方なく嘘をついて辞めることは別に悪いことではありません。
嘘をついても問題ない理由②:退職をよく思わない人がいる
嘘をついても問題ない理由の2つ目は、退職をよく思わない人がいる点です。
今の管理職世代の方の考え方は「年功序列」「終身雇用」です。
このような考えの管理職の方は途中で退職することをよく思いません。自分の部署から退職者を出すことを恥ずかしいと思っている管理職が一定数いるのも事実です。
また、一部の介護スタッフは正当な退職理由でなければ「あの人は裏切った!」と受け取る場合もあります。
退職理由のほとんどが「給与」「人間関係」「職場環境」などのネガティブな原因です。
もともと退職すること自体を「悪」と思っている方達にネガティブな理由を伝えることは、「火に油を注ぐ」と同じです。
円満退職を行うためのに嘘をつくことは、トラブルを避けるために必要なことです。
退職したいことを伝えただけで、態度が豹変する人たちがいます。「嘘も方便」です!
介護職の退職理由ランキング
そもそも、他の介護職の人がどんな理由で辞めるのか気になりますよね?
公益財団法人介護労働安定センターが実施した令和2年度の介護労働実態調査介護職より、「退職理由の本音」を紹介します。
1位の「結婚・妊娠・出産・育児」は、退職理由として職場に伝えやすいですが、収入面や人間関係などの退職理由は伝え方を工夫することが大切ですね。
では実際に、先輩介護職の方が退職理由で嘘をついた事例を5つ紹介します。
今回はクラウドワークスで5名の介護職の方に協力していただきました。
記載内容は一部改変して記載しています。
介護職が退職理由で嘘をついた5事例
介護職員が退職理由で嘘をついて辞めた5つの事例は下記のとおりです。
- 親の介護
- 夫の転勤
- 家業を継ぐ
- 次のステップに進みたい
- 妊活のため
それでは1つずつ紹介します。
退職理由で嘘をついた事例①:親の介護
退職理由で嘘をついた事例②:夫が転勤
退職理由で嘘をついた事例③:家業を継ぐ
退職理由で嘘をついた事例④:次のステップに進みたい
退職理由で嘘をついた事例⑤:妊活のため
5つの事例を紹介しました。
私も経験がありますが、本当にブラックな職場はヤバイのでケースバイケースで嘘をついて辞める方法を採用することは自分を守るために大切なことです。
職場を辞める前には、次の職場を決めてから辞めることをオススメします。
- 退職希望を伝えるだけでいっぱい!
- 次の職場を探す時間がない!
- またブラックな職場だったらどうしよう…
こんなふうに思いますよね?
その気持ちわかります!
実は、私も以前に円満退職できなくて同じように思ったことがあります。
ただ、しっかり次の職場を決めて辞めないと「失業保険がもらえない」「厚生年金の受給額が減る」などの金銭的リスクがあるため、就職先が決まった上で辞めることをオススメします。
内定をもらっておくと精神的に安定しますよ!
では、忙しい中でブラック企業を見分けながら転職活動を行うにはどうすれば良いのでしょうか?
退職理由を伝える前に次の職場を探しておく
退職意向を伝える前に次の職場を見つけておくことは大切です。
なぜなら、今の職場を辞めて新しい職場を探す場合だと早く仕事に就きたいと言う気持ちからブラック事業所・施設を選んでしまう確率が高くなるからです。
急いでいる時こと客観的な意見を聞き、プロの支援を受けることが最も合理的な方法です。
- サポートは全て無料
- 求人紹介
- 非公開求人にアクセス
- 履歴書添削・面接対策
- 日程調整
- 給与・待遇交渉
- 就職後サポート
このように転職エージェントは無料で様々なサポートを受けることができます。
また、非公開求人や独占求人と言って高給与・高待遇の求人があります。
- 応募の殺到を防止
- 優秀な人材を確保
- 管理職・役職候補を発掘
オススメの転職エージェントは下の通りです。
- 派遣・未経験・無資格の方:
きらケア - 無料で資格取得できる:
かいご畑 - 利用者満足度NO,1:マイナビ福祉・介護のシゴト
- 求人数NO,1:介護ワーカー
- 一都三県の求人に強い:介護エイド
この5つは実際に私も利用してオススメできるエージェントです。
退職で引き止められた時の対応
- 利用者さんを見捨てるの?
- 後任が見つかるまで待って!
- 職場が大変になる…
管理職は上記のような文言を駆使して引き止めにかかりることがあります。
引き止める最大の理由は、人手不足の業界で人材確保が難しいからです。
実際に介護労働安全センターが実施した介護労働の現状での報告では、有効回答数9080件のアンケート結果より運営する上での最大の問題は『人材確保』となっています。
この背景を知った上で、もし退職理由が「給与」であれば交渉次第で給与を上げることができ退職する必要がなくなる可能性もあります。
「絶対辞めてやる!」と思ってるいる方は、先ほど言ったように次の職場の内定をもらっておくと心がブレません。
介護職が退職理由で嘘をつかずトラブルを回避する方法
記事の冒頭で「記事の最後にはどうしても退職できない方に最終手段も紹介しています」と言ったことを覚えていますか?
ここでは、「どうしても自分ひとりの力では退職まで辿り着けない」と言う方に最終手段を紹介します。
デメリットとして費用がかかると言う点がありますが確実に退職できます。
近年退職代行サービスは増えてきました。ただ、安いからと言って無名の退職代行サービスを利用すると逆にトラブルに巻き込まれるケースがあります。
実際に退職代行サービスを利用した経験があります。
退職代行サービスを選ぶ際のポイント
- 運営元
- 料金
- サポート
退職代行サービスの運営元は3つに分類できます。
- 民間企業
- 労働組合
- 弁護士
推奨するのは「労働組合」もしくは「弁護士」です。
民間企業が運営している場合、「退職意向」を代行して伝えることはできますが交渉権はありません。
料金面では、弁護士の相場は50,000円〜60,000万円+手数料と割高です。
なので、料金・運営元の安全性・サポート体制から総合的に判断すると「労働組合の退職代行サービス」が最もオススメです。
東京都労働委員会に認証:
弁護士監修:
費用は惜しまないので弁護士の力を借りたいと言う方は
介護職の退職理由に嘘はバレる?本音を言わず引き止めに合わない方法のまとめ
円満退職に越したことはありません。
なので、退職理由に嘘をつくこは決して悪いことではありません。
そもそも、嘘をつかないと辞められない職場環境に問題があります。
ただ、唐突かつ感情的に辞めるのではなく、しっかりと辞める準備を整えてから退職意向を伝えるようにしましょう!
介護業界は「需要>供給」の世界です。
1つの施設や事業所だけが働く場所ではありません。
最後まで読んでくれてありがとうござます。
おしまい。
自分自身の幸せが結果として周を幸せにするわ。